投資信託は証券会社や銀行などで取り扱っていますが、
証券会社や銀行が実際に運用やお金の管理を全て行っているわけではなく、
投資信託の販売・運用・管理は別々の専門会社が役割分担しています。
●販売会社(証券会社などの販売窓口)
まず、私たちが投資信託を購入する窓口となる証券会社や銀行などは
販売会社といいます。
ここでは、商品の説明、投資信託の購入や解約の手続き、
分配金の受け取りの手続きなど、投資家にとって必要な手続きは、
証券会社などの販売会社を通じて行われます。
販売会社には、証券会社のほか、金融の自由化に伴って
銀行・生保・損保が参入したほか、
郵便事業の改革に伴って、現在では郵便局でも取り扱いが開始されています。
●運用会社(投資信託会社)
投資家から預かった資金を、販売会社経由で受け取り、実際に運用するのが、
運用会社です。
投資信託会社では、アナリストと呼ばれる調査の専門家が経済・証券市場に関して
様々な調査をし、その調査結果に基づいてファンドマネジャーが
運用方針や投資対象を決定し、信託銀行に対して実際の運用を指図します。
また、目論見書や運用報告書の作成などを行うのも運用会社になります。
●管理会社(信託銀行)
そしてお金を管理し、運用会社の指示に従って実際に株式や債券を取引したり、
管理・保管したりするのが管理会社です。
投資家から預かった資産を使って、運用会社が株式や債券を購入するのですが、
購入した有価証券等の預かり資産は、信託銀行で保管・管理されます。
信託銀行は、投資信託会社が出す運用の指図に従って、
有価証券等の管理・処分を行います。
信託銀行では、自行の財産とは区分して投資家の資産を分別保管しますので、
万一信託銀行が破綻しても、投資家が拠出している資産は
制度的に全額が保護されています。
これは、販売会社や投資信託会社が破綻した場合でも
同様に保護される仕組みとなっています。
この点が、投資信託の銀行預金とは異なる点です。
銀行預金の場合には、元本保証はありますが、ペイオフの制度が適用されます。
一方、投資信託の場合には、元本保証はありませんが、
ペイオフやこれに類似した制度の適用はなく、
資産全額が運用会社等の破綻から保護されています。
以上のように、販売会社、運用会社、管理会社の3つが役割分担するという仕組みで
投資信託は成り立っています。
こんな感じです
投資家 ⇔ 証券会社など ⇔ 投資信託会社 ⇔ 信託銀行
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2009年07月28日11時03分
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